●バイス
フックを固定するスタンド。 いわゆる万力。 バイスの先端にフックを挟んで固定します。 そこそこのものを購入することをおススメします。 そうすれば問題なく、かつ長く使えます。
●ボビンホルダー
スレッド(糸)を巻く道具。 これが無いとスムーズなスレッドワークができません。 ホルダーのパイプ部分(先端にあるスレッドを通す筒)は金属製よりもセラミック製の方がスレッドを引き出し易いと思います。(写真は金属製)
●スレッダー
ボビンホルダーのパイプ部分にスレッドを通す道具。 裁縫でいうと「糸通し」。
●シザーズ
まさに「ハサミ」。 とは言え、細かい作業を考えると、シャープで切れ味の良いものをおススメします。 切れ味がフライ完成のクオリティを左右するといっても過言ではありません。
●スタッカー
エルクヘアやディアヘアの毛先を揃えるの道具。 毛先をキチンと揃えることで、巻きとめるときも時もバラバラにならず、綺麗に仕上げることが出来ます。
●ハックルプライヤー
ハックルを巻く道具。 ハックルを指でつまんで巻くのは、ほぼ無理。 ハックルを同じ力で、しかも等間隔で綺麗に巻くには必須の道具です。
●ハーフヒッチャー
スレッドをハーフヒッチで仮止めする道具。 フックの大きさによって何種類か使い分けます。
ウィップフィニッシャーをうまく使えない人も多いのではないでしょうか? 実はオイラもそう(苦笑) そんな時はハーフヒッチを3回くらい繰り返して止めてる。
●ウィップフィニッシャー
スレッドを最後にシッカリと結ぶ道具。 上手く使えるようになるには少々鍛錬が必要ですが、ハーフヒッチャーよりシッカリ結べます。 是非、マスターしたいですね。
●ニードル
言葉の通り「針」。 フライの整形やヘッドセメントをつけるときに使います。
【エルクヘアカディス】
●バイスにフックをセット。
●スレッドの下巻き。
●ハックルの準備。
根元の柔らかい毛(ウェッブ)はハサミでカットしてね。 綺麗に切らないで、チクチクが少し残るくらいでカットするのがポイント。
ハックルをフックにセット。 チクチクを残したのは、すっぽ抜け難くするためだよ。
●スレッドにボディとなるダビング材をヨリ付ける。
巻き巻き、巻き巻き。 巻き具合とヨリ具合はコツがいるね。 今回はボディをメタボにしてみた(笑)
●ハックルプライヤー!
ハックルを巻き巻き~! ここ、結構感動の瞬間です。 初めて巻いた時、オイラはスゲェー驚いたよ。
正直、ハックルの品質で大きく変わるらしい・・・サンスイの店員さんがいってた。
●毛むくじゃらの上をスレッド巻き巻きしてハックルを固定。
●ウイング(エルクヘア)付ける部分をV字にカット。
●エルクヘアを準備ね。 エルクヘアは、ナチュラル(ノンブリーチ)、ホワイト系。 20~30本位かなぁ~。 今回は20本位。
根元の産毛(アンダーファー)や短い毛は取り除いてね。 櫛や歯ブラシを使うとイイよ。
●ヘアスタッカー登場! これで毛先を揃える。 毛先から挿入して~ テーブルの上でトントンって。
●ほらぁ~きれいに揃ったでしょぉ~。
いよいよ、ウィング装着!
●まずは、軽~くスレッドを1巻き(画像がピンボケで・・・スミマセン) 3回位に分けて、少しずつキツく巻いていくと、エルクヘアが・・・ファイヤー!! じゃなかったフレアー!!
●さぁ~ スレッドをカットして~ 前部エルクヘアを斜めにカット。←男前にね(笑) ハックルの下側もV字にカットして~ いよいよ昨日買ってきたダ○ソー瞬間接着剤!!(笑)
ウィング短め、あ~んど、ダビング材多めのメタボフライ完成!
最近思ったんだけど・・・ハックルとエルクヘアはケチれないけど、それ以外は手芸品で代用できそうな予感・・・また邪道な事を思いついてしまった。 次回、こうご期待。
上さんが、メタボなところがオイラに似てるって騒いでる(苦笑)
まだまだ続きますよぉ・・・ オイラは楽しいけど・・・ (^^;
【ヘアウィングダン コカゲロウ】
●マテリアルは、、、
フック : TMC100SP-BL ♯14
スレッド : 8/0、ブラック
ダビング : グレイオリーブ
ハックル : コックハックル ピンク&オレンジ
ウィング : エルクヘア ナチュラル(ノンブリーチ) ホワイト系
テール :バーサテイル ホワイト&ブラック
コイツ、、、なかなかイイ。 ブロ友の方が教えてくれたフライ。 か・な・り 食い付く!! しかも、ハックルは斬新な「ピンク」に「オレンジ」だから視認性も抜群。 騙されたと思って作ってみて!!
【ガガンボ パラシュート】
●マテリアルは、、、
フック : メーカー不明 ♯16
スレッド : 8/0、タン
ダビング : イエロー
ハックル : コックハックル ダン
インジケーター : バイオストライクマーカー ホワイト ピンク
コイツは春先の出番が多い。 ピンクの方が視認性良好。 着水した後のバランスがイイから、食い付き抜群。 「♯18」も揃えておくとイイね。
【CDC ダン】
●マテリアルは、、、
フック : メーカー不明 ♯16
スレッド : 8/0、タン
ダビング : イエロー グレーオリーブ
ウィング : ナチュラルCDCフェザー
テール :バーサテイル ホワイト&ブラック
コイツは、ここぞ!という時に使うことが多い。 一撃必殺のフライなんだけど、直ぐに浮かなくなるのがネック。 ガガンボと一緒で「♯18」も揃えておくとイイね。
●ヘッドセメント
ヘッドセメントって・・・本当はサラサラの液体なのね。 オイラ知らなかったよ。
シンナーで薄めて様子を見ることにしたんだけど・・・でも、先日の初タイイングで思ったのは「なんだかなぁ~セメントが固まるまで待てない!」って事。
その間に、ふとひらめいたのがコレよ「安物の瞬間接着剤」 有名なダ○ソーで売ってるヤツ。 そう値段も「108円」。 実はコレ、オイラのご愛用品(笑)
何故逸品かっていうと・・・
③瞬間接着剤だけど、硬化後に白くならない。 ←安物だから?(笑)
普通の瞬間接着剤「5g/1個」って、使い切れないでしょ。 最初にチョット使って、次に使う時には固まってるぅぅぅ・・・なんてのが常。 でもこれなら、固まっても次のを使えばいいし。 あと硬化後に白くならないのがミソ。 成分は「シアノアクリレート」だから普通の瞬間接着剤と一緒なんだけどね。 だから車のパーツに使っても汚くならない。
そんな経験があって「おっ、あれならイイ仕事してくれそうだ」ってひらめいた訳。
それでは行きますよ~~
ん~~、写真じゃ良く分からないね。
やっぱり邪道でしょうか? みなさん、どうですかぁ??