ISCバルブ清掃（ISCV／Idole Speed Control Valve）
ココ最近のジミー、、、
その日最初のエンジン始動で、 アイドリングが ばらつく ･･･
エンジンをかけると、 エンストしそうな感じで、、、
ボボッ、ボボッ、ボボボッ、、
ボボッ、ボボッ、ボボボッ、、
ボボボーーーー
って、 息継ぎした後に、いつもの暖機運転に入るのね。。。
そろそろ点火系の交換もしないとなぁ～～ って思っているんだけど。。。
こんな時、、、 先ずはオイラ、 「ISCバルブ（ISCV／Idole Speed Control Valve）」の清掃をするのね。
特にジムニーはブローバイガスが多いし、、、 効果的かと。。。
じゃぁ、 早速。
インタークーラーを外すと、
ISCバルブは、 スロットルボディの下（オレンジ色の矢印）にある。
四角で囲んだ部分を分解してお掃除するのね。。
オレンジ色の四角がステップモーターバルブで、 緑色の四角はメタルスプリングバルブ。
あと、 折角インタークーラー外したなら、、、
PCVバルブ（PCVV／Positive Crankcase Ventilation Valve）もお掃除ね。
あっ、 外したインタークーラー、、、
これも折角だから、 ホワイトガソリンでシャカシャカ内部洗浄。
またまた折角だから、 底を突いてきたキャンプ用の４L缶に小分けもしておいた。
一石四鳥 （笑）
さてさて、 本題に。
最初にバッテリー端子を外して、、、
理由は後述で。。。
ステップモーター側は、 プラスネジ２本を外して、、、
そんなに強く締まってないけど、 意外と作業スペースが狭いから舐めない様に注意が必要。。。
Oリング（赤色）を落とさない様に、 ゆっくり、 ゆっくり、、、 引き抜く。
Ｏリングはシリコン系かなぁ？？ 耐久性が高く、 交換頻度は低いらしい。。。
このリング、 紛失に注意 ！！
ディーラーでリングだけの販売が無く、 アッシーになっちゃうから。
ちなみに、、、
・品名：バルブ,ISC
・品番：18117-81AA0
・価格：29,376円（税込） ← 怖っ
抜いたバルブは、 やっぱり汚れてる、
パーツクリーナーで綺麗にして、、、
ステップモーターだから、 直接噴き掛けるのはＮＧね。
受け側も汚れてるから、、、
綿棒を突っ込んでゴシゴシ。
ココで注意！
スロットルボディー内にキャブクリーナーやパーツクリーナーを直接吹き込むのはNG！！
センサーが壊れたら、 エライ修理代になっちゃうから。
スロットルボディ周りも掃除したら、、、
ウエスと綿棒は、 真っ黒くろ助（笑）
このバルブ、、、
穴の大きさや、 ネジの長さが違う。
右が「フロント（上）側」、 左が「リア（下）側」。
フロント側のネジが短い。
メタルスプリング側は、プラスネジ１本。
こっちもそんなに強く締まってない。 作業スペースはあるから簡単に外せる。。。
中にプラスチックのパーツが残るから、 ピンセットでつまみ出すと、、、
どれも真っ黒くろ助。
コッチは、 パーツクリーナーをジャバジャバ噴き付けてお掃除。
Ｏリングはニトリルゴム。
このＯリングも紛失注意。
でも、 ステップモーター側と違い、 耐久性が低く硬化している場合が多いから、、、
プププッ、 困った時の『モノタロウ』（笑）
代替品を見つけた。。。
・規 格：S18
・サイズ：内径17.5mm、外形20.5mm、線形1.5mm
・価 格：49円／個（税込）
どこかのショップで「540円／個（税込）」で売ってるけど、、、
「仕入価が高いから･･･」って、、、 Oリングごときで、そんな訳ないじゃん！！
市場の10倍は ボリ過ぎ （怒）
JB23オーナーのみなさん、 良心的なモノタロウをおススメします（笑）
受け側は、、、
コッチの方が汚れてた。
同じく綿棒で、、、
プラスチックのパーツは、、、
台座の高さが異なっていて、 高い方（写真上部）を上向きにして取り付け。
PCVバルブは、
取り外して、 振ってカラカラ音がすれば詰まり無し。
でも、 PCVバルブは長い間交換していないと、、、
ゴムのシールがカチカチになって、 外す時に割れてエンジン内に落ちちゃうリスクが高い。。。
もしカチカチなら、 清掃は止めておくか、 ヘッドカバーを外して掃除するか、、、 どちらかね。
穴からパーツクリーナーを噴き入れて、
内部を綺麗に。
スロットルバルブ周りも拭き拭き。
折角だから（笑）
そしてオイラのジミーは、 エアクリーナーからもブローバイが滲み出てくるから、、、
ココもキレイに。
そうそう、 モノタロウで買ったエアクリ･･･ 周りのパッキンがカチカチになってた（泣）
純正は、 固くならなかったのに。。。
どうりで、 このエアクリに交換してから、 オイルが滲み易くなった訳ね。
コイツは安かろう悪かろう、、、純正品をおススメします。
今月、 ジミーは車検だから、
エアクリボックス周りも綺麗にして、 余計な質問を受けない様に（笑）
最後にインタークーラーを戻して現状復帰。
お掃除と現状復帰が終わったら、 バッテリー端子を接続。。。
ISCバルブを清掃したら、 コンピューター（ECU）の初期化が必要なのね。
初期化をしないと、 アイドリングが安定しないので。。。
なので、 掃除前にターミナルから外しておけば、 終わる頃には（30分以上は経過していると思うから）初期化済みに。
※初期化は、5分もあれば十分です。
新たに、 コンピューターへの学習は、、、
１．エアコンがOFFを確認。
２．キーをオンにすると、｢ジー｣とイニシャライズの音が聞こえる（ドアを開けておく）。
３．10秒チョット程で音が消え、イニシャライズ完了。
４．エンジンをかけ、無負荷で5～10分アイドリングすれば終了。
イニシャライズ後は、 いつもよりも回転数が高かい。
コンピューターが、 アイドリングを安定させるまで少し時間がかかえるけど、 基準値に合わせてくれるよ。
清掃後、 この日最初のエンジン始動は、、、
キュキュキュッ、 バボーーーー
ばらつき無し。
明日も確認して、 ばらつき無ければ、、、
点火系の交換は、 もう少し後でもいいかなぁ～～。
車検前の整備で、、、 満足、 満足、 超～満足。
まだまだ続きますよぉ･･･ オイラは楽しいけど･･･ （＾＾；