5cmの雪でもダメな都内なのに・・・ 先日は15cmも積もった。。。
電車は来ないし、ホームは人で溢れちゃうし、、、 帰宅困難者多発。
購入して二度目の降雪(笑)
でも、この雪で、、、 ようやく分かった!
何が!? って??
それはね、 BMWに搭載されている「ドライビングスタビリティコントロール機能」の事。
ドライビングアシスト機能の総称なんだけど・・・ 中でも良く耳にするのがDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)とDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)。
シフトレバーの隣に「DSC OFF」ボタンがあって、これを押すことでアシスト機能をオン・オフできる。
エンジン始動後は、
デフォルトで「DSC」がオンの状態。
DSC介入で、発進時や加速時の安定性とトラクションを最適にするらしい。
スリップとかの不安定な走行状態も検知して、エンジン出力低減とか、個々の車輪へのブレーキ制御で、物理的な限界内で車を安全なコースに保つようにアシストするんだって。
そ・こ・で 、、、 ボタンを1回押すと「DSC」がオフになって、「DTC」がオンになる。
DSCの介入がオフになったことで、、、 加速時やコーナーリング時の走行安定性が制限される(低減される)。
つまり、ホイールスピンやスリップをしやすくなるのね。。。
言い換えれば、よりスポーティな走行ができるようになるって事。 同時に、ステアリングやサスペンションもスポーティに変化するよ。
そしてさらに、ボタンを長押しすると「DTC」もオフになる。
安定走行のためのコンピューター制御が、全く介入されなくなるって事。
いわば スベリ放題 (笑)
簡単にまとめると、、、 走行安定性は DSCオン>DTCオン>DTCオフ 。
DSCオンではタイヤのスリップを許容せず、DTCオンではスリップを一定量許容するんだって。
例えば、氷上や泥上のようにツルツルしている路面では、DSCオンだとトラクションが得られないタイヤは回転しない。
一方、DTCをオンにすればタイヤをある程度回転させることができる。
なので、、、 雪や泥にタイヤがハマってしまった場合、DSCをオフにしないとタイヤは回転せず、一向に抜け出すことができないって訳。
ふと数年前の大雪のニュースで、雪にハマったBMWの7シリーズがアクセルを踏んでもタイヤが回転していなかったことを思い出した。。。
運転手のオジサン・・・ こんなボタンがあるなんて知らなっかったんだろうなぁ~~。
多分、知らないでBMWに乗ってるオーナーの方が多いんじゃないかと思う。
オイラも今までよく理解してなかったから、、、秩父で雪になった時、アクセルワークに違和感を感じたのは「DSCオン」のせいだったのね(汗)
雪上ドリフトで、DSCオンじゃ~ いくらアクセル踏んでも思うようにタイヤが回転しない訳だ~~(汗)
今回の雪で、再度ドリドリ遊びしに埠頭へ。。。
DSCオンだと、やっぱりアクセルワークが思ったようにできない。
⇒ タイヤに動力が伝わらないから、超~違和感。
DTCオンにすると、、、 アクセルワークできるようになった!
⇒ ドリドリできる(笑)
DTCオフにすれば、よりダイレクトに動力が伝わるのが分かる。
⇒ とても機敏に反応してくれる。
このボタン・・・ 結構おもしろい 。
DSCが車に与える影響って、かなりデカイ事も分かった。
DTCオフでハンドルを左右に振ると、車は面白いくらい機敏に反応する(大きな挙動を取る)けど、 DSCオンにしたとたん、かなり鈍くなる。
すごく モッサリ 。
普通に運転するなら、急で大きな挙動を取らなくなる「DSCオン」がイイんだろうね。
万が一、限界を超えてスピンしたら、どっかに飛んでっちゃうけど(笑)
色々調べると、、、
DSCオンの時はトラクションコントロールだけじゃなくて・・・ ABSやブレーキアシスタント(フルブレーキ時、自動的に最大限の制動力を発生させる)、発進アシスタント(坂道発進でブレーキをはなしても車両は2秒間停止する)などなど、色々な安全システムが介入しているらしい。
運転が上手になったと錯覚しちゃう原因はココにあるのかも!?
今は、どのメーカーも、どの車も安全性向上機能が搭載されてるのが普通。。。
恥ずかしながら、オイラ… ついていけてません(汗)
ハイテクで車を制御するのが当たり前の時代でも、、、 システム介入一切なしの「DTCオフ」にできるようにしているところに、BMWらしさを感じるなぁ・・・。
こういった所は「やるなぁ~BMW・・・」と思ったオイラでした(笑)
まだまだ続きますよぉ・・・ オイラは楽しいけど・・・ (^^;