キャンプツール

ランタン Lantern (屋外用)

 そうだ、キャンプしよう! な~んて気を起こしたら・・・、道具のメンテをしておかないと(笑)

 相棒のランタンは5つ。 ぜ~んぶ、コールマンのホワイトガソリンランタン。

ランタン

 

 では、ひとつずつ紹介するね。

 

・Coleman 200 Canada  シビルディフェンス
 1958.01生まれ

ランタン

 シビルディフェンスと呼ばれるコイツ。 Model 200だよ。 200Aじゃないよ。

 実は改造しちゃってる。 本来のシビルディフェンスのタンクメッキを剥がし、下地のブラスを鏡面加工。 年月掛けて自然に酸化。 ブラスのイイ味がでてるでしょ。

 

・Coleman 200A  イエローデカール(1953~1961年)
 1957.11生まれ

ランタン

 イエローデカールと呼ばれるコイツ。 Model200Aで、第一の安定期モデル。

 デカールの枠線が黄色なのね。 この時代の200Aは、ベンチレーターが背高のっぽ(笑) 前期ベンチレーターなんて言われてるね。 この時期の色は「明るい赤」。 朱色というか、オレンジ調が強いね。

 

・Coleman 200A  バーガンディー その1(1961~1962年)
 1961.12生まれ

ランタン

 バーガンディーと呼ばれるコイツ。 コレクターの中では「お宝モノ」。 ヤフオクでも目ん玉飛び出る高値で取引されてる、、、上物は二ケタ万円(笑)

 200Aは、長い歴史の中で「1961年(10月頃)から1963年(4月頃)」にかけて激変。 タンク、ベンチレーター共に、バーガンディー色(濃いワイン色)に。 デカールの枠線も濃い赤に・・・、一見すると枠ナシ。

 当時は、この色の評判が悪かったから、直ぐに元の赤に戻されたけど、、、逆に今では、コレクターが「バーガンディー」と呼びお宝扱いしている。

 ちなみにコイツのグローブはグリーンサンシャイン。

ランタン ランタン

 

・Coleman 200A  バーガンディー その2(1961~1962年)
 1962.02生まれ

ランタン

 2つ目のバーガンディー。 こっちは実用。 傷もあるから気にせずガンガン使える。
 ちなみに1つ目は、家宝として玄関に飾ってある。 高価な資産だから(笑)

 

・Coleman 200A  Patent Pending(1965~1970年)
 1967.07生まれ

ランタン

 パテペンと呼ばれるコイツ。 Model200Aで、第二の安定期モデル。

 デカールの枠線が白色で、Colemanの下の白線の中に、Patent Pending の文字が入っている。 ベンチレーターが低くなって、後期ベンチレーターって言われるね。 色も、デザインも、最も200Aらしいかな。

 実はコイツ、オイラのバースデーランタン。 やばっ、歳がバレる(笑) キャンプには必ず持っていく相棒。 なのでグローブもアンバーにして、一番身近なところに置いて使うのね。

 

 相棒は、こんなヤツ達です。

 いつもこんな収納ケースに入れて持ち運んでるのね。

ランタン ランタン

 今は、もう販売されてないけど、口が広くて非常に出し入れしやすい。 こんなケース、また発売して欲しいなぁ~~。

 

 主なメンテ箇所は・・・
1. ポンプカップのオイル切れ。
 オイルか切れてると、ポンピングしてもスカスカ、、、タンクに圧がかからないから直ぐに分かる。 
2. パッキンの劣化。
 特に燃料キャップのガスケット(パッキン)。 経年劣化でカチカチになってガス漏れしちゃう。 ついでバルブのグラファイトパッキン。 こいつは滅多にヘタらないけど、ダメなら交換。
3. ジェネレータの詰まり。
 燃焼させると、息継ぎするから直ぐに分かる。 予備は持っておいた方がイイね。 オールドコールマンのパーツは、キャンプ場じゃ売ってないよ。

 事前に1~3までチェックしておけば、キャンプ場で点灯不可だけは免れる。 気が付いたら、チェックバルブやタンク内の錆びなどに気を付けておけば大丈夫。

 あとは何個かのランタンを持って行けば心配ないね。 オイラは、いつも2個は持って行く(調理台に1個、タープ内に1個)。 夏場は3個(虫除けにもう1個追加)。

 

 あと、、、良くタンク内の錆び取り剤が売られてるけど・・・オイラは使わないよ。 酷い錆の場合、タンクに穴が開いちゃったり(特に溶接個所)して、余計に寿命を縮めちゃうから。

 

 オイラのキャンプツールは、燃料を白ガス(ホワイトガソリン)で統一してる。 燃料は統一すべきだね、余計な荷物が増えるから。 白ガスは、カートリッジに比べて、光量、気温変化での安定性、燃費、、、ほとんど優れてる。 デメリットに「ポンピングが面倒」をあげる人がいるけど、、、オイラは儀式と思っちゃうから、全然苦じゃないのね。 だって実際「20~30回」のポンピングだよ!

 オートキャンパーなら迷わず白ガスをおススメします。

 

 コールマンのランタン。 色々なメーカーの中でも、一番信頼してる。

 

 どの相棒も、皆オイラより年上。 でも現役バリバリ。 構造がシンプルだからだと思う。 Simple is best!!ってことだよ、きっと。

 

ランタン Lantern (屋内用)

 室内用で使ってる相棒のランタンは4つ。

 ぜ~んぶ、コールマンの電池式ランタン。 別にコールマンに拘ってる訳じゃないけど・・・、モンベルとかキャプテンスタッグとかも持ってたけど、壊れちゃったのよ。(泣) 結局、壊れずに残ったランタンが「コールマン」だったってだけ。

 

 では、最初に紹介するのはコイツ

・Coleman 200A  LEDランタン(2011)

ランタン

 ん!? コレってガソリンランタンじゃね!って思ったでしょ。(笑) いえいえ、コイツはLEDランタンだよ。 「S' styles 1/2 size lantern Coleman® Model 200A」ってやつ。

 ほら! パテペンと比べれば分かりやすいよね。

ランタン ランタン

 これね、ミニチュアだけど造りが非常に精巧。 フューエルファネル、スーパーレンチも付属されていて、感心するほど出来がイイ。 本物の200Aと同じように分解できる。

 本物同様、バルブホイールを回すと点灯して、明るさも無段で調整できる。 単三4本で、連続点灯時間は約7時間。 明るさは85ルーメン相当。

 オイラ、発売前から狙ってて、発売同時にポチッとした。 予想はしていたけど、、、実用的じゃ~ない。 まさに、キャンプお父さんのオモチャ。 家で飾り物になってる・・・。(笑)

 

・Coleman Retro Lantern  蛍光灯ランタン

ランタン

 レトロランタンと呼ばれるコイツ。 Model 5312-700XJ。 もっぱらテント内で使用してる。

 15Wのスパイラルチューブ蛍光管が光源で、屋外でも十分な明るさが得られる。 スイッチでHighとLowの切り替えと、ナイトライトを含め3段階の調節ができる。

 光量、使い勝手ともに満足。 ただ・・・単一が8本も必要なのね。 それで連続点灯時間は約14時間。 20Wの蛍光管に変えることもできるけど、、、大量の電池を消費しちゃう。

 

・Coleman Micro Quad LED Lantern  カラーレンズ付きミニLEDランタン

ランタン ランタン

 クアッドLEDランタンと呼ばれるコイツ。 Model 170-9453。 ランタンの相棒たちの中で一番若い(笑) んでもって、ここ最近では、一番出動回数が多いヤツ。 車中泊の旅では必ず連れていくのね。

 ライトが4つに分割できて、色々なシーンで活躍する。 取り外して地図を部分的に照らしたり、首に吊るして暗い夜道の補助灯にしたり、車の天井にブラ下げて常備灯にしたり、テントサイトで張り縄(ロープ)のマーカーライトにしたり・・・使用方法は多種多様。

 しかもこのライト、充電式。 本体に戻せば充電され、取り外しても結構な時間点灯してくれる。 カラーレンズ(青・赤・緑・橙)が付属されてるけど・・・これはマーカーとして使う時しか役に立たないかなぁ~。

 レトロランタンよりは照射範囲が狭いけど、屋外のテーブル上でも十分使える。 子供達がUNOして盛り上がってたし。(笑)

 

・Panasonic(National)  リチウムLED 3WAYライト

ランタン

 ヘッドライトと呼ばれるコイツ。 小型で使い勝手は良く、もともとチヌの夜釣り用に購入したもの。

 砲弾型LEDが3灯付いていて、明るさはHIとLOの二段切り替えになってる。 リチウム電池「CR123A」が電池。 長持ちするけど・・・値段が高い。

 LOモードだとやっと手元が見えるくらいの明るさで、夜釣りでもチヌが驚かない。 まぁ~必要以上に明るくないということね。 キャンプの時は、キャンプの時は、首にブラ下げてHIモードで夜な夜なタープの下で本も読めるし、ランタンのメンテもできちゃう。 あと・・・子供は、夜のトイレが怖いから、首にブラ下げて、お守り代わりにしてたなぁ~。(笑)

 

 コイツらは、いつもこんな収納ケースに入れて持ち運んでるのね。

ランタン ランタン

 そう、やっぱり小物はケースはスノーピーク。 コレは、オイラの拘りで。(笑)

 シンプルで持ちやすいし、口が広くて非常に出し入れしやすい。 こんなケースが実用的だよ。

 

 主なメンテ箇所は・・・
1. 蛍光管、LEDの切れ。
 電池を入れて点灯するか、事前に確認するだけ。
2. スイッチの接点腐食。
 雨水がスイッチ内部に侵入して、気付かずそのまま長期保管すると接点が錆びちゃうことが・・・。 分解整備しかないから、ダメなら買い替え。
3. 電池ケースの接点腐食。
 接点の腐食を見て確認。 表面が白く錆びてるようなら、サンドペーパーで磨くよ。

 事前に1だけチェックしておけば、キャンプ場で点灯不可だけは免れる。 でもメンテ以外に良くやらかすのが電池の持ち忘れ(笑) 持ったとしても、電池残量がほぼ無かったり、、、。 片づける時にマジックで使用時間を記載しておくとイイよ。
 あっ、片づける時は必ず電池は外しておいた方がイイよ。 長期保管となると液漏れしちゃって、接点ボロボロになっちゃうからね。

 

 最近はLEDが主流。 明るいし、安全だし、電池も長持ちする。 キャンプしない家でも、一つ持っててもイイと思うよ、、、震災対策としてね。

 

 まだまだ続きますよぉ・・・ オイラは楽しいけど・・・ (^^;

 

inserted by FC2 system